憧れの上司は実は猫かぶり!?~ウブな部下は俺様御曹司に溺愛される~
さっきの課長の発言で少し落ち着きを取り戻していたが、これで完全にリラックスできた。

「俺が絶対に七星を守ってやるから、安心していい」

飲み終わってカップを置いた私を、宇佐神課長が抱きしめてくる。
ふわりと彼がつけている香水の、爽やかだけれど少し甘い香りがした。
そのにおいはなぜか、私を酷く安心させた。
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