February〜好きを込めて〜
「俺、姉ちゃんに色々言われて作ってみたんだよね。逆バレンタイン?義理チョコ?友チョコ?よくわかんないけど」

律が鞄から取り出したのは、チョコチップがたくさん入ったカップケーキだった。それを見て樹里の目が見開かれる。

「律くん……」

「あっ!いらなかったら別に受け取らなくていいから!」

鞄の中に律はカップケーキをしまおうとした。しかし、樹里は律の手を掴んで止める。その顔はどこか嬉しそうだった。

「お菓子言葉って律くんは知ってる?私、期待していいのかな?」

樹里は鞄の中からチョコレートマカロンを取り出し、律に差し出した。




カップケーキ「あなたは特別な人」

マカロン「あなたは特別な人」
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