世界はそれを愛と呼ぶ
「四季の家の現状、皆様の現在のお立場、御園家御当主が望まれていること、それらはある程度、私は把握しております。なので、説明は不要。しかし、加減が─……」
「─あっ、ちょっとぉ〜早いよ、朝霧」
淡々と話す朝霧の肩に触れた、ツインテールのメイド。
「あ、祈もいんじゃん」
「やっほー、相馬といい、うちの弟といい、めちゃくちゃにやったね!見てて気持ちよかった!」
両手をぱんっと合わせて、にっこりと笑う彼─神宮寺祈は、慧や叶夢の
