人気バンドの紅一点?!~天然美女は溺愛される~
──ガチャ

スタッフ2人を連れて玄関の扉真に待機していると、鍵が開く音がした。
お互いの家or部屋の合鍵を持っているので、いつでも出入りは可能だ。
「おじゃましま~す。今日ってなんかあったっけ~・・・ってえ⁉」
扉1枚を隔てて、ユキの驚いたような声が聞こえる。
目の前の扉をそっと開けて、ユキを中に迎え入れた。
「え、ネイ・・これ、なに・・・っ?」
・・・あれぇ、もしかしてユキ、自分の誕生日忘れてるぅ?
「いーからいーから、ほら上って」
安全第一でユキの手を引き、二階のリビングにスタッフと一緒に連れていく。
リビングに繋がる扉を開けた瞬間、パーンとクラッカーの音が部屋に響き渡る。
「「「ハッピーバースデー、ユキたーん!!」」」
全員が息ピッタリに叫び、ユキが固まった。
「え、え・・・あっ、今日私誕生日だっけ?」
「やっぱり・・・はい、これプレゼントね」
我先にとプレゼントを渡すと、ユキは嬉しそうに受け取ってくれた。
そのまま全員がプレゼントを渡していき、ユキが顔を綻ばせる。
「まずはスタッフ一同から開けてね」
彪兎に言われ、ユキが大きく頷いてそっとリボンを外していく。
「これ・・・ワッペン?
< 21 / 45 >

この作品をシェア

pagetop