はるけき きみに  ー 彼方より -
「それに対するのは斉極屋(さいごくや)という大商人です。とどのつまりは菱屋の後ろの黒幕と、斉極屋をはじめとする堺の民との戦いになるでしょう。そしておそらくこの地区が主戦場になります」

「ええっ!」
 紫音と八重が声を漏らす。

「そういう訳で、今日伺ったのは紫音さまは八重殿らと避難していただきたいと思ったからなのです」
「激戦になるやもしれません。紫音さまにもしものことがあれば、我らは丹波様に申し開きができないのです」

 にわかに信じがたい話だ。
 だが二人は真剣以外のなにものでもない。

「そんなことって・・」
 たまらず紫音がつぶやいて、

「そうまでになった理由とは? いきさつと状況を聞かせてもらっても?」
 マシューはじわりと身を乗り出した。











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この物語を読んでくださってありがとうございます。 ◆ ◆ ◆ 以下、主要な経過を書き出しました。 歳の交換でアーロンが49歳から30歳になった事情 : [衝撃の出来事] P.119~ 歳の交換後、若くなったアーロンを受け入れた執事やリズの心情・違和感 : [前途に向けて] P.382~ この国の成り立ち、三大豪族の子孫であるアーロン (三大豪族とはグリンドラ家、ハインツ家、レブロン家) それゆえ彼を新国王に推すシュテルツの心情・言葉 : [前途に向けて] P.387

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