きみと私の恋のみち〜想いを伝えたい〜
「ぁ・・・・」声にならない吐息が漏れて、慌てて口を抑える。みんなが放課後の予定を楽しそうに喋りながら教室を出ていく。今日はぜんぶの部活が休みの日なんだよね。綾香たちのところへ向かおうとしたら、「衣川」と、呼び止められた。ふりかえると、月音くんが立っていた。え・・・私に話しかけたんだよね?
「な、なに?」なんだか緊張してしまって、微妙に上ずった声が出てきてしまった。
「ねえ、昼休みのことなんだけど、これって、衣川が告白してくれったってことだよね?それでオレがオッケーしたってことでいい??」
・・・・・ぁ・・・・・「へ・・・あ、そうなんだと、おもう・・・」微妙に確信が持てないままちょこっと頷くと、月音くんははにかむような笑みを見せた。
「オレの初の彼女だね。衣川は。」今まで見たことないくらい笑って、少しだけ恥ずかしそうに、月音くんは言った。ついでにちらりと綾香たちの方を見ると、綾香たちは口をぽかんとあけて、こっちを見ていて、きゃあきゃあ言うのを必死にこらえていた。
あ〜、もうバレちゃった!べつにいいけどぉ・・・・
「あの・・・つき、ね・・・くん?」「なに?」「あのさ・・・えっと・・・その・・・」
まごついてしまってうまく言葉がでない。「あ、もしかしてオレ結構変なこと言った?あ、ごめん河林たち聞いてたわ。人いないと思ったんだけど。まずかった?」
「あ・・・別に・・・そんなことはっ・・・・わ、私、綾香たちと帰るね!じゃあね、また明日!」なんか地味に強引に月音くんから離れて、月音くんが教室を出ていって、とびらを閉めた瞬間に・・・・私は綾香たちのところにかけよった・・・・前に、綾香たちが駆け寄ってきた。
「えええええ、ちょっと待って!!羽音愛って月音くんとお付き合いしてるの!?」
綾香はハイテンション過ぎてぴょんぴょん飛び跳ねている。友香も、いつもは冷静なのに、目を見開いて、何も言えずにいる。
「はい、じゃあ、詳しく聞かせて?羽音愛さん。」なにやらこわ~い笑みを浮かべて美桜が言ってくる。
「え?!うそ?!羽音愛あんなに迷ってたのに告ったわけ?!」
「・・・・そうなんだよね。なんか口が勝手に動いてさ・・・」我ながら幼稚すぎる言い訳を言う。
「な、わけないでしょ?」
綾香は詰め寄ってきた。
「気持ちが溢れ出てしまったと言うか・・・・・」
「今まで我慢していたのが耐えきれなかったってことね」ふむふむと頷きつつ、綾香はにっこりとした。
「さすが羽音愛。意外とやるんだね!」
すると、友香が冷静に聞いてきた。
「つまりさ、羽音愛と月音くんはさ、お付き合い中ってことなの?彼氏彼女してる?」
「たぶん、ね・・・」
「私達がいない間にどれだけ進歩してるのよ〜」美桜が笑いながら抱きついてくる。
月音くん、本当にきみの彼女になってもいいですか?
「な、なに?」なんだか緊張してしまって、微妙に上ずった声が出てきてしまった。
「ねえ、昼休みのことなんだけど、これって、衣川が告白してくれったってことだよね?それでオレがオッケーしたってことでいい??」
・・・・・ぁ・・・・・「へ・・・あ、そうなんだと、おもう・・・」微妙に確信が持てないままちょこっと頷くと、月音くんははにかむような笑みを見せた。
「オレの初の彼女だね。衣川は。」今まで見たことないくらい笑って、少しだけ恥ずかしそうに、月音くんは言った。ついでにちらりと綾香たちの方を見ると、綾香たちは口をぽかんとあけて、こっちを見ていて、きゃあきゃあ言うのを必死にこらえていた。
あ〜、もうバレちゃった!べつにいいけどぉ・・・・
「あの・・・つき、ね・・・くん?」「なに?」「あのさ・・・えっと・・・その・・・」
まごついてしまってうまく言葉がでない。「あ、もしかしてオレ結構変なこと言った?あ、ごめん河林たち聞いてたわ。人いないと思ったんだけど。まずかった?」
「あ・・・別に・・・そんなことはっ・・・・わ、私、綾香たちと帰るね!じゃあね、また明日!」なんか地味に強引に月音くんから離れて、月音くんが教室を出ていって、とびらを閉めた瞬間に・・・・私は綾香たちのところにかけよった・・・・前に、綾香たちが駆け寄ってきた。
「えええええ、ちょっと待って!!羽音愛って月音くんとお付き合いしてるの!?」
綾香はハイテンション過ぎてぴょんぴょん飛び跳ねている。友香も、いつもは冷静なのに、目を見開いて、何も言えずにいる。
「はい、じゃあ、詳しく聞かせて?羽音愛さん。」なにやらこわ~い笑みを浮かべて美桜が言ってくる。
「え?!うそ?!羽音愛あんなに迷ってたのに告ったわけ?!」
「・・・・そうなんだよね。なんか口が勝手に動いてさ・・・」我ながら幼稚すぎる言い訳を言う。
「な、わけないでしょ?」
綾香は詰め寄ってきた。
「気持ちが溢れ出てしまったと言うか・・・・・」
「今まで我慢していたのが耐えきれなかったってことね」ふむふむと頷きつつ、綾香はにっこりとした。
「さすが羽音愛。意外とやるんだね!」
すると、友香が冷静に聞いてきた。
「つまりさ、羽音愛と月音くんはさ、お付き合い中ってことなの?彼氏彼女してる?」
「たぶん、ね・・・」
「私達がいない間にどれだけ進歩してるのよ〜」美桜が笑いながら抱きついてくる。
月音くん、本当にきみの彼女になってもいいですか?