学校の人気者は私だけを離してくれない
それから楓さんは毎日のように冬人くんのところへ来た。
「昔さー」
「覚えてる?」
「冬人って昔泣き虫だったよね。」
私の知らない話ばかり。
二人だけの思い出ばかり。
私は入れない。
入ることができない。
気づけば少しずつ距離を置いていた。
「昔さー」
「覚えてる?」
「冬人って昔泣き虫だったよね。」
私の知らない話ばかり。
二人だけの思い出ばかり。
私は入れない。
入ることができない。
気づけば少しずつ距離を置いていた。