エリート脳外科医の長い恋煩い〜クールなドクターは初恋の彼女を溺愛で救いたい〜
目が覚めると、辺りは薄暗く見慣れない景色だった。私...どうしたんだっけ?トイレに向かっている途中で立っていられなくなって、その後...男の人に抱き上げられたような...
どうしよう、誰かわからないけどすごく迷惑をかけてしまったんじゃ...あっ!仕事は⁈ 今何時⁈
一人でパニックになっているとスマホの振動音が聞こえ、それを探すとベッドサイドに私のバッグが丁寧に置かれていた。
天宮さんからメッセージが届いていて、とりあえず伝わっているみたいで一安心だけど...迷惑をかけてしまったし明日謝らないと。
それにしても...さっきとても苦しかった時、誰かが背中を優しく撫でてくれていたような...。微かに覚えている記憶に、懐かしい感覚が残っている。
ぼんやりとそう考えていると、ガラッとドアが開いて思わずビクッと身体が揺れた。
「あ、目覚めました?ごめん、驚かせちゃったね」
「あの...すみませんがここは?」
「呼吸器内科の病棟ですよ。で、僕はここの医師で結城といいます。ここに運ばれた経緯は全く覚えてない?」
「ほとんど覚えていなくて...。大変ご迷惑おかけしました」
「いえ、僕は治療しただけです。動けなくなってる君を見つけて運んできたのは香月先生だよ」
「...え⁈ こ、香月先生って...あの?」
「そう、脳外科医の息子の方ね。僕の友人でもあるけど」
うそ...よりによって院長の息子で噂のあの香月先生だったなんて...。私、どうお詫びをしたら...
とにかくご迷惑おかけしたことを早く謝りに行かないと...!そう思い身体を起こそうとすると慌てて止められた。
「急に起き上がっちゃダメだよ。採血の結果貧血もみられたから、薬飲んでしばらく安静にしてて」
「しばらく...?」
「そうだな、まだわからないけど三日間は入院かな」
「入院⁈てっきり帰れるものかと...」
「宮野さん、自分の状態わかってる?今日のは大きい発作だったし、喘鳴もかなりひどかった。最近、時々発作起きていたんじゃない?調子悪くても放置してた?常用薬は飲んでいたみたいだけど、全然コントロール出来てないよ?発作薬使っても一時しのぎだし、喘息は我慢してても悪化する一方だよ?」
「...すみません」
どうしよう、誰かわからないけどすごく迷惑をかけてしまったんじゃ...あっ!仕事は⁈ 今何時⁈
一人でパニックになっているとスマホの振動音が聞こえ、それを探すとベッドサイドに私のバッグが丁寧に置かれていた。
天宮さんからメッセージが届いていて、とりあえず伝わっているみたいで一安心だけど...迷惑をかけてしまったし明日謝らないと。
それにしても...さっきとても苦しかった時、誰かが背中を優しく撫でてくれていたような...。微かに覚えている記憶に、懐かしい感覚が残っている。
ぼんやりとそう考えていると、ガラッとドアが開いて思わずビクッと身体が揺れた。
「あ、目覚めました?ごめん、驚かせちゃったね」
「あの...すみませんがここは?」
「呼吸器内科の病棟ですよ。で、僕はここの医師で結城といいます。ここに運ばれた経緯は全く覚えてない?」
「ほとんど覚えていなくて...。大変ご迷惑おかけしました」
「いえ、僕は治療しただけです。動けなくなってる君を見つけて運んできたのは香月先生だよ」
「...え⁈ こ、香月先生って...あの?」
「そう、脳外科医の息子の方ね。僕の友人でもあるけど」
うそ...よりによって院長の息子で噂のあの香月先生だったなんて...。私、どうお詫びをしたら...
とにかくご迷惑おかけしたことを早く謝りに行かないと...!そう思い身体を起こそうとすると慌てて止められた。
「急に起き上がっちゃダメだよ。採血の結果貧血もみられたから、薬飲んでしばらく安静にしてて」
「しばらく...?」
「そうだな、まだわからないけど三日間は入院かな」
「入院⁈てっきり帰れるものかと...」
「宮野さん、自分の状態わかってる?今日のは大きい発作だったし、喘鳴もかなりひどかった。最近、時々発作起きていたんじゃない?調子悪くても放置してた?常用薬は飲んでいたみたいだけど、全然コントロール出来てないよ?発作薬使っても一時しのぎだし、喘息は我慢してても悪化する一方だよ?」
「...すみません」