やっぱり運命なんだよ
ピピピッピピピッ


「 んぁ、もう朝ぁ ?? 」

カーテンを思いっきり開けて

「 よしっ!今日も運命の人探し頑張るぞ〜っ!! 」



私は今日、お金持ち学校の帝王学園に入学するんだ。

絶対絶対、運命の人見つけてやる!


ーーーーー


「 こらー、美咲!早く早く降りてきなさーい 」

「 はーい! 」



ー よし!

「 髪型、メイク、制服! めっちゃ完璧! 」

準備万端っ

「 行ってきまーすっ!!! 」

え、なんでそんなに自分の姿を確認してるかって??
そんなの運命の人に会うかもしれないからに決まってる!

自分が1番可愛い姿のときに見てほしいんだもんっ


ーーーーー


「 どぇぇぇっ!でかっっっっ! 」

・・・ はい、なんで私がこんなに驚いているかと言いますと

無事帝王学園に到着いたしまして

上を見ますと、なんかお城みたいなばかでかい建物が
あるじゃないの!!!

学校ってこんなに大きかったっけ...??


「 ほぁぁぁ ... !! 」

すごい、と感動していると



「 ねぇ、そこ、邪魔なんだけど 」

「 どわぁっ! 」



びっっくりしたぁ



「 え聞こえた?邪魔なんだけど 」

「 え、あすいません!今すぐどきます! 」


と走ろうと思ったら勢いつけすぎて転んじゃったよぉぉ


「 いったたた... 」

「 ふ、 」


えなに!この人今笑った!?しかも鼻で!助けてよ!!!


「 ねぇ君、おもしろいね。名前なんて言うの。 」

「 はぁ。いやどこが面白かったのかわかりませんけど
名前は花宮美咲です。 」


その人はふーん、といいすぐに立ち去っていった

「 何あの人!感じ悪ーい! 」

運命の人だったら絶対鼻で笑ったりしないよ!

てか名前教えてくれなかったし!聞いたくせに!!







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