ソレが出て来る話を聞かないでください
なにせ作者が書いている本はすべて若い子に向けたもので、中学生というのは読者層にピッタリの年齢でしたから。
なんの用事があるのかわからないけれど、なにかおもしろいネタになるかもしれないと考えたんです。
そんなことで作者は【助けてください!】から始まるメールの文面へと画面を戻しました。
そこに続けて書かれていたのは、ちょっと今でも信じられないような内容のことでした。
【助けてください!
どうか私の大切な人を助けてください!
大変なことに巻き込まれてしまったんです。
このままでは私の大切な人は●んでしまうかもしれないんです。
嘘じゃありません。
信じてもらえるのであれば、どんなことでもします!
お願いだから信じてください!】
相手が切羽詰まっているのはわかりましたが、これだけでホイホイ信じるような大人には成長していませんでした。
やっぱり胡散臭い。
そう思ってダイレクトメールを無視しようとしたときでした。
信じられないことに、女子中学生だと思われるその子は自分の顔写真を送ってきたのです。
いくら作者にしか見えないダイレクトメールでも、それは危険すぎると感じました。
不安と好奇心。
そしてこういう子には注意したほうがいいという老婆心から、写真相手になにか返事をしようと考えました。
でもそれよりも前に更に相手からメールが届いたのです。
【これが私です。
小野彩音(ここでは仮名にしておきます)。
✖✖✖✖中学校2年生。住所は●●県✖✖市※※-※※】
続けて送られてきた住所に思わず「待て待て」と声が出てしまいました。
なんの用事があるのかわからないけれど、なにかおもしろいネタになるかもしれないと考えたんです。
そんなことで作者は【助けてください!】から始まるメールの文面へと画面を戻しました。
そこに続けて書かれていたのは、ちょっと今でも信じられないような内容のことでした。
【助けてください!
どうか私の大切な人を助けてください!
大変なことに巻き込まれてしまったんです。
このままでは私の大切な人は●んでしまうかもしれないんです。
嘘じゃありません。
信じてもらえるのであれば、どんなことでもします!
お願いだから信じてください!】
相手が切羽詰まっているのはわかりましたが、これだけでホイホイ信じるような大人には成長していませんでした。
やっぱり胡散臭い。
そう思ってダイレクトメールを無視しようとしたときでした。
信じられないことに、女子中学生だと思われるその子は自分の顔写真を送ってきたのです。
いくら作者にしか見えないダイレクトメールでも、それは危険すぎると感じました。
不安と好奇心。
そしてこういう子には注意したほうがいいという老婆心から、写真相手になにか返事をしようと考えました。
でもそれよりも前に更に相手からメールが届いたのです。
【これが私です。
小野彩音(ここでは仮名にしておきます)。
✖✖✖✖中学校2年生。住所は●●県✖✖市※※-※※】
続けて送られてきた住所に思わず「待て待て」と声が出てしまいました。