B4サイズに魔法をつめて
第五章
第一話
真昼が帰って。
ぼんやり机に向かって、自分の漫画原稿を眺めていた。
「……描かなくちゃ」
真昼。
あんた、絶対に漫画家になれるよ。
漫画原稿を見て。
私は確信した。
キャラの外見は確かに、イマイチとは思った。
デッサンが取れているけれど、一目見て心を奪われる外見ではない。
(瞳の描き方のせいかもしれない)
少女漫画での大事な要素として、キャラの瞳は外せないと、私は思っている。
瞳は、心をうつすから。
瞳で全てを語らせるから。
魅力的である必要があるんじゃないか、と思う。
真昼の絵は。
表情の変化に乏しい。
瞳の描き方に魅力がない。
だけど。
真昼の背景は。
心を奪われる。
キャラがそこに住んでいる。
キャラの世界が、きちんと存在している。
まるで、どこかに本当にある町に思えるように。
(それって、すごいことなんだよ)
ぼんやり机に向かって、自分の漫画原稿を眺めていた。
「……描かなくちゃ」
真昼。
あんた、絶対に漫画家になれるよ。
漫画原稿を見て。
私は確信した。
キャラの外見は確かに、イマイチとは思った。
デッサンが取れているけれど、一目見て心を奪われる外見ではない。
(瞳の描き方のせいかもしれない)
少女漫画での大事な要素として、キャラの瞳は外せないと、私は思っている。
瞳は、心をうつすから。
瞳で全てを語らせるから。
魅力的である必要があるんじゃないか、と思う。
真昼の絵は。
表情の変化に乏しい。
瞳の描き方に魅力がない。
だけど。
真昼の背景は。
心を奪われる。
キャラがそこに住んでいる。
キャラの世界が、きちんと存在している。
まるで、どこかに本当にある町に思えるように。
(それって、すごいことなんだよ)