あなたが運命の番ですか?
「部活なんてダメよ!」
夕飯を食べ終えて皿洗いをしているお母さんに、私は「園芸部に入りたい」と言った。しかし、やはりお母さんは反対する。
「……で、でも、部員はオメガだけだし、……活動日も週に1回だけだから――」
「ダメダメ!帰りが遅くなって、何かあったらどうするの!?」
お母さんは全く聞く耳を持ってくれない。
お母さんにこうやって強く反対されると、私は委縮して何も言えなくなってしまう。
やっぱり、部活は諦めたほうがいいのかな……。
「まぁ、いいじゃないか。寿々が入部したいって言ってるんだから」
私が諦めかけていると、お父さんがそう言ってお母さんを宥めてくれた。
「部員がオメガだけなら、下校時間が遅くならないように配慮してくれてるだろ」
お父さんは「なぁ?」と私のほうを見る。お父さんの言葉に対して、私は「うん」と頷く。
「17時から17時半の間には終わるって、部長さんが言ってた……」
お父さんに助け舟を出してもらい、私は何とか言葉を絞り出す。
お父さんはこういう時、いつも私の味方をしてくれる。
その後、私とお父さんで何とかお母さんを説得し、園芸部への入部を許してもらえた。
夕飯を食べ終えて皿洗いをしているお母さんに、私は「園芸部に入りたい」と言った。しかし、やはりお母さんは反対する。
「……で、でも、部員はオメガだけだし、……活動日も週に1回だけだから――」
「ダメダメ!帰りが遅くなって、何かあったらどうするの!?」
お母さんは全く聞く耳を持ってくれない。
お母さんにこうやって強く反対されると、私は委縮して何も言えなくなってしまう。
やっぱり、部活は諦めたほうがいいのかな……。
「まぁ、いいじゃないか。寿々が入部したいって言ってるんだから」
私が諦めかけていると、お父さんがそう言ってお母さんを宥めてくれた。
「部員がオメガだけなら、下校時間が遅くならないように配慮してくれてるだろ」
お父さんは「なぁ?」と私のほうを見る。お父さんの言葉に対して、私は「うん」と頷く。
「17時から17時半の間には終わるって、部長さんが言ってた……」
お父さんに助け舟を出してもらい、私は何とか言葉を絞り出す。
お父さんはこういう時、いつも私の味方をしてくれる。
その後、私とお父さんで何とかお母さんを説得し、園芸部への入部を許してもらえた。