将棋同好会、入ります!
「駒にも種類があって、駒の動かし方が違うんだよね。まずは、駒の読み方を教えるよ」

そう言って、先輩は実際に駒を見せながら教えてくれる。

歩兵(ふひょう)、飛車(ひしゃ)、角行(かくぎょう)、桂馬(けいま)、銀将(ぎんしょう)、金将(きんしょう)、王将(おうしょう)、玉将(ぎょくしょう)、香車(きょうしゃ)

将棋は、これらの駒(計40枚あるらしい)を使って王将、または玉将を取り合うゲーム。

駒の並べ方もあるらしい。

9×9マスの盤の自分から見て下から3段目すべてに歩を並べ、2段目の2列目にそれぞれ左右に角と飛車、1段目に左から順に香車、桂馬、銀将、金将、王or玉、金将、銀将、桂馬、香車と並べるらしい。

そして、王または玉、そして金将の駒以外は、自分から見て上から3段目に入れば、駒を裏返して動きを変えることが出来るという。これを「成る」と言うらしい。

次に、先輩は駒の動かし方を教えてくれた。

王か玉は全方向に1マス、金将は斜め下以外の6方向に1マス、銀将は前と斜め上と斜め下に1マス、桂馬は2マス先の斜め上、香車は他の駒とぶつかるまで前方向に真っ直ぐ、歩兵は前に1マス。

そして、歩、銀、桂馬、香車は成ると金と同じ動きになる。

飛車は縦と横に他の駒にぶつかるまで真っ直ぐ、成るとそれに加えて、斜めに1マス行けるようになる。
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