クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい
「そうみたいですね。てか、データ化してもらってメールでもらったらいいじゃないですか」
「あの人最初は手書きなんだよ。それにメールいっさい見ないし、電話も出ないし」
なんか納得…
めちゃくちゃコミュ力なさそう。
無愛想だし。
「なるほど…」
「だからこうしてたまに見に行って原稿もらってくんの」
ほうほう。
「中村、今日はあと帰っていいぞ」
「え? いいんですか?」
振り向いて皆んなを見ればうんうんと頷いてくれている。
まぁ、いいっていうなら…
「それじゃ、お先に失礼します。お疲れ様でした」
「はいお疲れー」
ラッキー。
なぁんだ、余裕じゃん。
ボサボサで部屋が汚くてコミュニケーションが取りづらい事以外何もなかったし。