クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい
「へ、編集長。お言葉ですが、私も今校正作業で忙しいんですけど…」

「んなの他の奴に回せばいいだろ。飛鳥先生、放っておくと何もしねぇらしいから。いいから様子見てこい。尻叩いてこいよ?」

尻叩いて来いって…

「わ、わかりましたよ。とりあえず様子見てこれば良いんですね?」

「ああ。佐藤、飛鳥先生の家の住所、中村にメールしてくれ」

「はい。中村さん、校正作業は代わりに僕が引き受けましょう」

「よ、よろしくお願いします」

えー、そんなクセの強そうな先生の所いくのマジで嫌なんだけどー。

とはいえ私もこれで飯を食べてるのだからいつまでもウダウダしていられないか。

佐藤さんから送られてきた住所をプリントアウトして私は早速、不知火飛鳥先生の家に向かう事にする。





< 3 / 313 >

この作品をシェア

pagetop