クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい
私はお辞儀をして車に乗り、見送りをしてくれている先生にもう一度会釈をすると、車を発進させた。

さっきの先生は腕を組んで、私を見下ろす時風が吹いて先生は一度髪を掻き上げた。

その時の仕草がカッコ良すぎた。

なんなら顔までイケメンに見えた。
暗くて良く見えなかったけど。

ご飯を食べている時や、吹きこぼれてしまって先生が近くに来た時だって…

口元や鼻はとても綺麗な形をしていた。
作り物みたいに。

もしかしてあの人、髪を整えて、髭も剃って、瓶底眼鏡をコンタクトにしたらもの凄いイケメンだったりして。

ま、どちらにせよもう惚れちまってんだ私は。

あの声も素敵よねー。

低くて落ち着いてて。
しっとりと耳障りのいい声。

恋人にはどんな声で名前を呼ぶんだろう。
甘く耳元で囁いたりするのかな…
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