クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい
あの手も…
信号待ちで車を止めて、一瞬だけ掴まれた手首を手でなぞる。
すっぽりと納まってしまった。
男性らしく大きくてゴツゴツしてて逞しかった。
そして意外と温かかった。
次に会えるのは…
って、あと校了になって出版じゃないか!
書影も決まってるし。
入稿して見本が出来た時が会えるチャンスか?
えー、まだ結構先じゃーん。
でも用もないのに会いに来ましたーって言える程私肝座ってないー。
会いたいー。
もう会いたいー。
ギューしたい。
んでギューってされたい。
先生!
私、マジで惚れました!
どうにかしておくれ!
あんなんで釘なんて刺さりません!
そんな事を思いながら家に帰ったのだった。