クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい


「え!? ちょっと! あ、飛鳥先生!? 進捗は!? 締切もうすぐですよ!?」

するとガチャっとまたドアが開いたかと思えば、中から茶封筒に入った原稿が投げられ無言のままパタンと閉められた。

は?

とりあえずそれを拾って中を確認する。

うわ…

凄い達筆…
めちゃくちゃ綺麗な字だ。

え、この人手書きなんだ…

てか、男だったの!?

てっきり女性かと思ってた。

不知火飛鳥先生の小説は私も大好きでめちゃくちゃ読んだ。

文章なのに、まるで映画を見ているような事細かな情景や背景が頭に浮かんできて、グイグイその世界に引き込まれて行く。

繊細な心境と、謎に包まれた数々の事件をそれは誰も思い付かないような巧妙な…

あ、あのボサボサが書いてたの?
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