佐藤先輩と私(佐藤)が出会ったら
「マジで・・・?そんなに・・・?」
「はい、そんなに。」
「えぇぇ・・・、俺とヒマリが結婚したら晶嬉しいんだ・・・。
ええぇぇぇぇ・・・、でも、ヒマリと結婚したら晶と俺はずっとほぼ他人みたいな関係なんだよ?
それでも嬉しい?」
「はい、嬉しいです。」
「俺と会ったり喋ったり出来ないのに、晶は嬉しいの・・・?本当に・・・?」
私のことを真剣な顔で見てくる佐藤先輩に、私は本心から頷く。
「寂しいですけど、それ以上に私は嬉しいです。」
凄く驚いた後に険しい顔になった佐藤先輩が私にまた質問をしてくる。
「ほぼ他人みたいになっても、晶と俺は"家族”でいて良いの・・・?」
「佐藤先輩がそう思ってくれているなら。」
「俺は思うよ!!!
そんなの当たり前じゃん!!!
俺は会えなくても喋れなくても晶も俺の"家族”だよ!!!」
「ありがとうございます。」
「晶は・・・?
晶も俺のことを、ずっと"お兄ちゃん”だとは思ってくれる・・・?」
険しい顔で、必死な顔で、佐藤先輩がそう聞いてくるけれど、私は嘘でも頷くことなんて出来ない。
だって私は佐藤先輩のことを"お兄ちゃん”だなんて思えない。
ずっと昔からそんなことは思っていなかった。
ずっと昔から、1度だってそんなことは思ったことがない。
何も言えず、頷くことも出来ない私に、佐藤先輩は少し震える口を開いた。
「俺が晶の"家族”じゃなくなるかもしれないのに、嬉しいの・・・?」
そう聞かれ・・・
それにはしっかりと、頷いた。
それには大きく下を向いた佐藤先輩が口を閉じた。
ピクリとも動かず、下を向き続けた。
佐藤先輩があまりにも長い時間下を向き無言でいたら、開いていた扉から1階のリビングの扉が開く音が聞こえた。
「竜也君、また寝ちゃった〜?」
「あ、そろそろ帰ると思うから!!」
「いや・・・!!!!まだ帰らない!!!
あと・・・あと、1時間・・・いや、30分・・・、30分、まだ此処にいて良い・・・?」
「はい・・・。」
「晶のお母さん、ごめん、あと30分だけ!!」
「分かった、あんまり遅くならないようにね〜!!」
「分かってる!!!」
佐藤先輩がお母さんに返事をし、もう1度私のことを見てきた。
私の顔をジッと見詰めて・・・瞬きもせずに私の顔を見てくる。
「あと30分で晶と俺はほぼ他人になるじゃん・・・?」
「はい。」
「俺がどんなに晶のことを"妹”だと思ってても、血も繋がってないし俺達はマジでほぼ他人になるじゃん・・・?」
震える声でそう聞いてきた佐藤先輩が・・・
「それでもさ・・・、それでも・・・、晶に子どもが産まれたら、俺は抱かせて貰えるのかな・・・?」
そう言った。
「はい、そんなに。」
「えぇぇ・・・、俺とヒマリが結婚したら晶嬉しいんだ・・・。
ええぇぇぇぇ・・・、でも、ヒマリと結婚したら晶と俺はずっとほぼ他人みたいな関係なんだよ?
それでも嬉しい?」
「はい、嬉しいです。」
「俺と会ったり喋ったり出来ないのに、晶は嬉しいの・・・?本当に・・・?」
私のことを真剣な顔で見てくる佐藤先輩に、私は本心から頷く。
「寂しいですけど、それ以上に私は嬉しいです。」
凄く驚いた後に険しい顔になった佐藤先輩が私にまた質問をしてくる。
「ほぼ他人みたいになっても、晶と俺は"家族”でいて良いの・・・?」
「佐藤先輩がそう思ってくれているなら。」
「俺は思うよ!!!
そんなの当たり前じゃん!!!
俺は会えなくても喋れなくても晶も俺の"家族”だよ!!!」
「ありがとうございます。」
「晶は・・・?
晶も俺のことを、ずっと"お兄ちゃん”だとは思ってくれる・・・?」
険しい顔で、必死な顔で、佐藤先輩がそう聞いてくるけれど、私は嘘でも頷くことなんて出来ない。
だって私は佐藤先輩のことを"お兄ちゃん”だなんて思えない。
ずっと昔からそんなことは思っていなかった。
ずっと昔から、1度だってそんなことは思ったことがない。
何も言えず、頷くことも出来ない私に、佐藤先輩は少し震える口を開いた。
「俺が晶の"家族”じゃなくなるかもしれないのに、嬉しいの・・・?」
そう聞かれ・・・
それにはしっかりと、頷いた。
それには大きく下を向いた佐藤先輩が口を閉じた。
ピクリとも動かず、下を向き続けた。
佐藤先輩があまりにも長い時間下を向き無言でいたら、開いていた扉から1階のリビングの扉が開く音が聞こえた。
「竜也君、また寝ちゃった〜?」
「あ、そろそろ帰ると思うから!!」
「いや・・・!!!!まだ帰らない!!!
あと・・・あと、1時間・・・いや、30分・・・、30分、まだ此処にいて良い・・・?」
「はい・・・。」
「晶のお母さん、ごめん、あと30分だけ!!」
「分かった、あんまり遅くならないようにね〜!!」
「分かってる!!!」
佐藤先輩がお母さんに返事をし、もう1度私のことを見てきた。
私の顔をジッと見詰めて・・・瞬きもせずに私の顔を見てくる。
「あと30分で晶と俺はほぼ他人になるじゃん・・・?」
「はい。」
「俺がどんなに晶のことを"妹”だと思ってても、血も繋がってないし俺達はマジでほぼ他人になるじゃん・・・?」
震える声でそう聞いてきた佐藤先輩が・・・
「それでもさ・・・、それでも・・・、晶に子どもが産まれたら、俺は抱かせて貰えるのかな・・・?」
そう言った。