DEAR 2nd 〜Life〜






「───じゅーん!!

ねぇ純ってばぁ~~~!!」






「あ゛~~~~もう!!!!

うっさいうっさい超うっさい!!!!!」






─────ガチャッ!






苛々な気持ちを扉に当て付けるかのように、朝岡さんは勢い良く扉を開ける。






「…んだよ~!!!!

超心配して来てやってるのにぃ!



ねぇゴローちゃんっ!」





「…あー…

まぁ生きてたんだから良かったんじゃね?」






飛び抜けて明るい声と、

それをなだめる落ち着いた声。





遠目でよく見えないけど…




あたしの瞳には、確かにあの懐かしい二人の姿が映っている。









「もー何ですぐに出て来なかったの~!?!?



生きてるなら生きてるって言ってよ!!



昨日が昨日なだけに、本気で死んだんじゃないかって焦ったじゃん!」






「……まぁまぁ落ち着け。



純、飯は?

まだなら作ろうか?」





「───いや。

作ってもらったからいいわ、ありがとう。」





「……は?



作ってもらった?……って……」





「……ん、いやだから」










「───来たのね、彩。」








空気を凛と切り裂くマリアの声。







「「────え?」」






二人は同時に声をハモらせ、朝岡さんの後ろを背伸びして。








─────カタン…








背の高い朝岡さんの後ろから、涙を溜めて立つあたしと───…









「───アヤヤ!!!!」





「───彩ちゃん!!!!」







間髪入れずにそう叫ぶ……







「……い、いっちゃん…




ゴローちゃ…ん……」







ぼろぼろと次から次へと涙が溢れ、グッと声が詰まる。






「────アヤヤ!

アヤヤぁ!!!!!!」





ギュッと強く抱き付いてくるいっちゃんに






「───彩…ちゃん…」





目を真ん丸にして、まばたきも忘れるくらいにあたしを見つめるゴローちゃん。





そして








「────彩……





来てくれたのね……。





ありがとう────…」







そう微笑む、マリアの姿。







「────…ご……め……





ごめん…ね………っ






みんなごめんね───…!!!!!!」









あたしは





今まで堪えてたもの全てを吐き出すように






その場で泣き出したんだ



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