DEAR 2nd 〜Life〜
────紅…
マリアはついさっき会ったとして……みんなで会うのは事実上、半年ぶりになる。
嫌われてないか、
あたしがここにいて、一体どんな顔されるのか…。
「……」
朝岡さんに会いに行く前の、あの何とも言えない不安が再びあたしを襲う。
…すると
─────ポンッ…
その不安をまるで手に取るように分かってくれたのか…
「……大丈夫。
あいつら、すげー寂しがってたから。」
「……」
「……俺に遠慮せずに会いにいきゃいいのに…
あいつらもあいつらで、
俺のせいで板挟み状態にしてもうたしさ……
どうしたらいいか分からんかったんやと思う。」
「……」
「……だから……
あいつらも許したって欲しい……」
「…そっそんな……!
あたしが許すとか言える立場じゃないよっ…!!
もとはと言えば、全部あたしのせいなのに…」
うつ向いて、どんどん沈んでいく顔。
「───頼むからそれ以上うつ向かんといて。」
「っ」
まるで俯くのを阻止するかのように、顎をクイッと持ち上げられる。
見上げた朝岡さんの顔があまりにも切なそうだったから、不覚にも胸がキュッと縮んでしまった。
「……分かった?」
「…うん…」
そう返事をすると
「……泣くことないやん」
いつの間にか流れていた、頬を伝う涙。
自分でも気付かなかった涙の雫を、朝岡さんは笑いながら親指で拭ってくれ…、
「───それと…」
「?」
「……その俺が乱しちゃった姿、あいつらには見せたくないな。」
「───!?!?」
ボンッ、と顔から火が噴火した。
ぎゃぁぁぁあ!!!!
我ながら何て乱れたカッコ……!!!!
「……俺はその姿見晴らしいいねんけど。
あいつらが見たら、俺間違いなく殴り殺されるからね」
「~~っ、朝岡さんがこうしたんじゃんっ!!!!」
「…まぁそうやけど」
ワタワタするあたしの背中に簡単に手を回し、下着を直して
「……時間短縮」
「…っ、ん」
余った時間をキスに回し、動揺するあたしを置いてドアに近付いていった。