DEAR 2nd 〜Life〜




真っ暗になったホールにパッとライトが当たり─…










Premium Live *





at T音大 festival









Are






You






Ready?









━━━━━パンっ!





パンパンッ!!!!








━━━━━ワァァッ……!









「──────…!」





真っ暗になったステージのスクリーンに浮かび上がった文字、




そしてホール内に響く爆発音、





興奮して立ち上がる人々──……







────何?!?!





何かすごい!




すごいすごいすごい!





演出までこんなに本格的なんだ!?




何か……!




何か分かんないけど!!!!




こっちまでワクワクしちゃう─……!







自然と溢れる笑顔と声、

思わず立ち上がっている自分。





急にワクワクして、ステージを見上げると















「───Look here!




and Are You Ready?」







━━━━━パンッ!




パンパンッ────!!








──────あ………







「きゃ────っ!!!!!

嘘っ?!?!



今年は紅がトップバッターなの!?!?」





「えーっっっ!?!?



マジ!?!?ねぇマジ!?!?

すごい!!!!



ねぇすごくない!?!?!?

何で?純くん復帰したから!?!?」





「もう何でもいいよ~!

また紅見れるんだもん!



ヤバい~!!!!!!!

超嬉しい~!!!!



───純くーっっん!!!」






次々と起こる歓声、どよめき──……





必死になって手を振る人達───……。







「─────……」










当たる光の束






それを背に受け、

さらに光り輝かせ






人々の声援に手を降り、





そうその先に




笑顔で





あなたが




ステージに立っていた。



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