契約の愛で結ばれたのは、まさかの敏腕CEO!?~独占欲滾るスパダリは極上溺愛で囲い離さない~
 優香の家は裕福らしいが、優香自身は庶民的なことを好むような性格だ。
 大人になった今も、茉莉花に合わせた店選びをしてくれている。

 小さい頃から仲間外れにされがちだった茉莉花にとって、いつもそばにいてくれる大切な友達だ。

(久しぶりに会いたいけど、なんかボーッとするしなぁ)

 茉莉花は少し迷ってスマホを打つ。

『久しぶり! ごめん、今日ちょっと体調悪いんだ。別日にしない?』

 するとすぐに既読がついた。

『えー今日茉莉花と飲みたい! 茉莉花はソフドリで良いからさ。話聞いてよー』

 可愛らしいスタンプで「お願い」と言われると、茉莉花は返事に困ってしまう。

(こんなに言うんだから、何か相談事があるのかも)

 そう思うと断れなかった。

『分かった。いつものバーね。今から向かう』
『待ってるよー』

「よし、栄養ドリンク飲んで行くか」

 茉莉花は会社近くのコンビニに寄ってから、優香の待つバーへと急いだ。


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