俺様同期の執着愛
【柚葵のターン】
綾芽はどこへ行った?
宴会場で先輩や同僚たちに絡まれていたら、綾芽のとなりに他部署の男が接近していた。
許しがたい。邪魔したい。
どうにかこの場を抜けようとしたら、先輩に阻まれた。
「加賀美、お前また〇▽商事の新規案件取ってきたらしいな」
「やるなあ、柚~」
話が頭に入ってこねえええっ!!!
とりあえず愛想笑いだけしておく。
そして綾芽のところへ目を向けると、なぜかいなくなっていた。
あの男もいない!
まずい!!
「ちょっと用足してきていいっすか?」
真顔でそう言うと、酔っ払い(先輩)たちは豪快に笑った。
「なんだなんだ、飲みすぎたのかあ?」
「ゆずー、待ってるよー」
待たなくていいよ。
俺はそれどころじゃねーんだよ。
綾芽、綾芽――
綾芽はどこだ!?
宴会場を出てトイレの方向まで廊下を突っ切ってロビーの近くまで行ったところで、がしっと腕を掴まれた。
綾芽かと思って振り向くと、未空さんだった。
「えっ……何か?」
未空さんはその顔に少々怒りを滲ませている。
この顔、俺が一番見たくないやつだ。
綾芽はどこへ行った?
宴会場で先輩や同僚たちに絡まれていたら、綾芽のとなりに他部署の男が接近していた。
許しがたい。邪魔したい。
どうにかこの場を抜けようとしたら、先輩に阻まれた。
「加賀美、お前また〇▽商事の新規案件取ってきたらしいな」
「やるなあ、柚~」
話が頭に入ってこねえええっ!!!
とりあえず愛想笑いだけしておく。
そして綾芽のところへ目を向けると、なぜかいなくなっていた。
あの男もいない!
まずい!!
「ちょっと用足してきていいっすか?」
真顔でそう言うと、酔っ払い(先輩)たちは豪快に笑った。
「なんだなんだ、飲みすぎたのかあ?」
「ゆずー、待ってるよー」
待たなくていいよ。
俺はそれどころじゃねーんだよ。
綾芽、綾芽――
綾芽はどこだ!?
宴会場を出てトイレの方向まで廊下を突っ切ってロビーの近くまで行ったところで、がしっと腕を掴まれた。
綾芽かと思って振り向くと、未空さんだった。
「えっ……何か?」
未空さんはその顔に少々怒りを滲ませている。
この顔、俺が一番見たくないやつだ。