俺様同期の執着愛
「体は平気か?」
柚葵にそう訊かれて、私は顔が燃え上がるほど熱くなり、慌てて返した。
「健康です」
「ぶはっ、なんだそれ」
柚葵はくしゃっと破顔して、笑みを浮かべたまま私に1回だけ手を振って自分のデスクへ向かっていった。
柚葵の背中を見つめながら、私は羞恥と混乱でどうにかなりそうだった。
だけど、ちゃんと私の体を気遣ってくれたんだと思うと、妙に嬉しかったりする。
そういうの、恭一さんには一切なかったから。
ああ、また恭一さんと比べている。もう忘れなきゃいけないのに。
柚葵とのこれからの関係も気になるけど、今はとりあえず仕事に集中して考えよう。
さっさと伝票処理と売上計算をして先輩にお願いされた資料作りをするために昼前に資料室へ向かった。
実は営業補佐の仕事がしたいと思っている。今は営業事務だけど、いつかそっちの業務へ携われるようになればいいなと思って、今は雑務の他に勉強もしている。
資料室はまさに勉強するには最高の場所だ。
がちゃりと扉を開けると、先客がいた。
「あれ? 綾じゃん。今日はよく会うな」
「柚葵」
なんで!?
これ狙ってる……?
柚葵にそう訊かれて、私は顔が燃え上がるほど熱くなり、慌てて返した。
「健康です」
「ぶはっ、なんだそれ」
柚葵はくしゃっと破顔して、笑みを浮かべたまま私に1回だけ手を振って自分のデスクへ向かっていった。
柚葵の背中を見つめながら、私は羞恥と混乱でどうにかなりそうだった。
だけど、ちゃんと私の体を気遣ってくれたんだと思うと、妙に嬉しかったりする。
そういうの、恭一さんには一切なかったから。
ああ、また恭一さんと比べている。もう忘れなきゃいけないのに。
柚葵とのこれからの関係も気になるけど、今はとりあえず仕事に集中して考えよう。
さっさと伝票処理と売上計算をして先輩にお願いされた資料作りをするために昼前に資料室へ向かった。
実は営業補佐の仕事がしたいと思っている。今は営業事務だけど、いつかそっちの業務へ携われるようになればいいなと思って、今は雑務の他に勉強もしている。
資料室はまさに勉強するには最高の場所だ。
がちゃりと扉を開けると、先客がいた。
「あれ? 綾じゃん。今日はよく会うな」
「柚葵」
なんで!?
これ狙ってる……?