俺様同期の執着愛
「ねえ、こっちは寝室? じゃあ、もうひとつは?」

 綾芽が寝室ではないほうの部屋へ興味を示した。なので急いで阻止する。

「こっちは書斎」
「書斎とかあるの? すごーい。見てみたーい」
「んな大したことねーよ。漫画とか雑誌とか積み上がってるだけだって」
「えーそうなの?」

 絶対にここを見られるわけにはいかない。なぜならリビングに散らかっていた物を全部ここに詰め込んだからだ。つまり、汚部屋と化している。埃もたまっているだろう。なんせ何年も掃除してな……とにかく禁忌の部屋だ。

「どうでもいいだろ。お前が入っていいのは寝室だけ」
「え?」

 綾芽が笑顔のまま固まった。

 何もしないと言ったことをまじで信じているわけねーよな?
 いずれこうなることは綾芽もわかっていたはずだ。
 お互いに同意した関係だからな。

「だ、だよね……わかってる。でも今日は着替えとか持ってないし、泊まるのは……」

 綾芽がもじもじしながらそんなことを言う。
 くっそ、可愛すぎるだろ!!

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