栄華さまは尋常を望む
私は、さくら中学から送られてきた、制服の類が入った紙袋を自室で開封していた。
キレイにビニール袋に包まれた衣類を一つ一つベッドの上に並べてゆく。
びっくりしたのは、セーターのカラーバリエーションが豊富なことだった。
純恋学園の制服は、きれいな藤色のリボンの結ばれた白い襟のセーラー服だった。
藤色のリボンと、白い生地には、ていねいに金色の糸で刺繍が成されていた。
スカートも膝より少し下にあるような長めの丈で、金色の糸が用いられていて、花の刺繍がされていて、柔らかい生地でできているから、裾を持ち上げると、ドレスみたいになって素敵だった。
セーターはなくて、白と黒しかカラーバリエーションが無いカーディガンと、濃紺色のブレザーのみ。
ブレザーもリボンが見えるようにキレイなふうに作られていて、組み合わせのバリエーションが無いぶん、個性が引き立つと言うより、統一感がある感じだった。
でも、ここの制服は違った。
さくら中学の制服は、セーラー服ではなく、白いワイシャツにリボンとセーター、もしくはカーディガンという感じだった。
リボンは、オレンジと茶色のチェック柄でわりと大きめで、スカートは黒と白のストライプ模様。
そしてセーターは、オレンジ色、すみれ色、ピンク色、赤色、濃紺色、黒色から選べて、カーディガンは、ピンク色と青色と黒色と白色が選べる。ブレザーは普通に黒色。
私は、このオレンジ色の、チェック柄のリボンが気に入って、早速身につけていく。
ワイシャツを着て、リボンを結んで、スカートを履いて・・・・鏡を見て・・・ギョッとした!
「何これ!スカート短すぎないかしら?」
純恋学園の制服のスカートはくるぶしよりすこーしだけ下にあったのに、さくら中学のスカートは膝らへんまでしかない。
「こんなのきて・・・はしたないと思われないかしら?」
小さいときからこんな短いスカートなんて履いたことのない私は多いに慌てた。
「まぁ、そんなもの・・・よね。」
無理やり自分を納得させていると、一回からお父さんの声が聞こえた。
「雫ー!準備できたか?」
「えっ?もうですの?少しお待ちになって。」
そうなのだ。今日は転入初日で、私は制服をゆっくり見たくて早起きしたのに、のんびりしすぎましたわ!
慌てて長い髪に櫛を通し、オレンジ色の宝石のようなプラスチックがついたバレッタで髪を留める。
そして、慌てて一階に降りる。
玄関を出て、しばらく閑静な住宅街を行くと、わちゃわちゃと騒がしいところがあった。
そこには、さくら中学の校門。
わあ・・・!
みんなは楽しそうにおしゃべりしながら校門をぬけ、そのまま教室へ向かう。
キレイにビニール袋に包まれた衣類を一つ一つベッドの上に並べてゆく。
びっくりしたのは、セーターのカラーバリエーションが豊富なことだった。
純恋学園の制服は、きれいな藤色のリボンの結ばれた白い襟のセーラー服だった。
藤色のリボンと、白い生地には、ていねいに金色の糸で刺繍が成されていた。
スカートも膝より少し下にあるような長めの丈で、金色の糸が用いられていて、花の刺繍がされていて、柔らかい生地でできているから、裾を持ち上げると、ドレスみたいになって素敵だった。
セーターはなくて、白と黒しかカラーバリエーションが無いカーディガンと、濃紺色のブレザーのみ。
ブレザーもリボンが見えるようにキレイなふうに作られていて、組み合わせのバリエーションが無いぶん、個性が引き立つと言うより、統一感がある感じだった。
でも、ここの制服は違った。
さくら中学の制服は、セーラー服ではなく、白いワイシャツにリボンとセーター、もしくはカーディガンという感じだった。
リボンは、オレンジと茶色のチェック柄でわりと大きめで、スカートは黒と白のストライプ模様。
そしてセーターは、オレンジ色、すみれ色、ピンク色、赤色、濃紺色、黒色から選べて、カーディガンは、ピンク色と青色と黒色と白色が選べる。ブレザーは普通に黒色。
私は、このオレンジ色の、チェック柄のリボンが気に入って、早速身につけていく。
ワイシャツを着て、リボンを結んで、スカートを履いて・・・・鏡を見て・・・ギョッとした!
「何これ!スカート短すぎないかしら?」
純恋学園の制服のスカートはくるぶしよりすこーしだけ下にあったのに、さくら中学のスカートは膝らへんまでしかない。
「こんなのきて・・・はしたないと思われないかしら?」
小さいときからこんな短いスカートなんて履いたことのない私は多いに慌てた。
「まぁ、そんなもの・・・よね。」
無理やり自分を納得させていると、一回からお父さんの声が聞こえた。
「雫ー!準備できたか?」
「えっ?もうですの?少しお待ちになって。」
そうなのだ。今日は転入初日で、私は制服をゆっくり見たくて早起きしたのに、のんびりしすぎましたわ!
慌てて長い髪に櫛を通し、オレンジ色の宝石のようなプラスチックがついたバレッタで髪を留める。
そして、慌てて一階に降りる。
玄関を出て、しばらく閑静な住宅街を行くと、わちゃわちゃと騒がしいところがあった。
そこには、さくら中学の校門。
わあ・・・!
みんなは楽しそうにおしゃべりしながら校門をぬけ、そのまま教室へ向かう。