救う気ゼロの大魔法使いは私だけに夢中。~「迎えに来るのが遅くなってごめんね」と助けてくれた見知らぬ美形に話を合わせてみたら~
貴族令嬢であれば、結婚式までに必ず純潔を貫くこと。それが不慮の事態であっても出来ないのならば、サブリナはまともな貴族相手に嫁ぐことは出来ない。
「お前の言いたいことは、私にもわかっている。陛下は必ずその後の責任を取り、二人どちらかの殿下の王子妃に、サブリナを必ず迎えると約束してくださった。お前があの方の傍で役目を果たしている間、大魔法使いルーファスと何があっても……だ。わかるな?」
父を通じてアシエード国王より提示されたそれは、サブリナにとって破格の条件だと言えた。
サブリナは身分上、王族に嫁ぐには問題のない高位貴族の伯爵令嬢ではあるが、母の看病で二年間も社交界デビューが遅れ、王位継承権を持つ年下の王子たちにとって最適で完璧な相手であるとは言えない。
それに、本来ならば王侯貴族に嫁ぐ女性は、家の血を繋ぐことを考え処女でなければ許されない。
だが、サブリナがルーファスから求められてその役目を果たすのならば、それすらも不問にすると言っているのだ。
国王がどれだけ追い詰められているのか、この事だけでもわかろうと言うものだ。
「はい……わかりました」
「お前の言いたいことは、私にもわかっている。陛下は必ずその後の責任を取り、二人どちらかの殿下の王子妃に、サブリナを必ず迎えると約束してくださった。お前があの方の傍で役目を果たしている間、大魔法使いルーファスと何があっても……だ。わかるな?」
父を通じてアシエード国王より提示されたそれは、サブリナにとって破格の条件だと言えた。
サブリナは身分上、王族に嫁ぐには問題のない高位貴族の伯爵令嬢ではあるが、母の看病で二年間も社交界デビューが遅れ、王位継承権を持つ年下の王子たちにとって最適で完璧な相手であるとは言えない。
それに、本来ならば王侯貴族に嫁ぐ女性は、家の血を繋ぐことを考え処女でなければ許されない。
だが、サブリナがルーファスから求められてその役目を果たすのならば、それすらも不問にすると言っているのだ。
国王がどれだけ追い詰められているのか、この事だけでもわかろうと言うものだ。
「はい……わかりました」