救う気ゼロの大魔法使いは私だけに夢中。~「迎えに来るのが遅くなってごめんね」と助けてくれた見知らぬ美形に話を合わせてみたら~
「ああ……ごめんなさい。今夜は出席を予定していた夜会があるのです……既に招待を受けると返して、直前で行けないと連絡することは、大変無礼な行為になってしまうので」
もしかしたら、それはルーファスも良く知っていることなのかもしれない。けれど、彼がどんな生まれであるか、そんな基本的な事も聞けていない現状の中で、サブリナが言える言葉はここまでだった。
(……ルーファスは人を使い慣れた貴族らしい振る舞いをすることはあるけれど、彼が貴族だったという、確たる話はしていないもの……ああ。けれど、魔界の扉を封印して貰うまでは、何の問題もないようにしなければならないし……)
「では、僕も一緒に出席することにしよう」
ルーファスが何を言ったのか一瞬理解することが出来ずに、サブリナは彼の言葉を頭の中で噛み砕いた。
(私と……舞踏会に共に行くって、そういう事で、エスコートしてくれるとそういうこと……?)
「え? あ、あのっ……ルーファスも、私と一緒に出席を?」
思いも寄らぬルーファスの返事を聞いて、サブリナは戸惑いつつ答えた。
「ああ。それが、何か問題でも?」
もしかしたら、それはルーファスも良く知っていることなのかもしれない。けれど、彼がどんな生まれであるか、そんな基本的な事も聞けていない現状の中で、サブリナが言える言葉はここまでだった。
(……ルーファスは人を使い慣れた貴族らしい振る舞いをすることはあるけれど、彼が貴族だったという、確たる話はしていないもの……ああ。けれど、魔界の扉を封印して貰うまでは、何の問題もないようにしなければならないし……)
「では、僕も一緒に出席することにしよう」
ルーファスが何を言ったのか一瞬理解することが出来ずに、サブリナは彼の言葉を頭の中で噛み砕いた。
(私と……舞踏会に共に行くって、そういう事で、エスコートしてくれるとそういうこと……?)
「え? あ、あのっ……ルーファスも、私と一緒に出席を?」
思いも寄らぬルーファスの返事を聞いて、サブリナは戸惑いつつ答えた。
「ああ。それが、何か問題でも?」