救う気ゼロの大魔法使いは私だけに夢中。~「迎えに来るのが遅くなってごめんね」と助けてくれた見知らぬ美形に話を合わせてみたら~
「あ。ルーファス。何処に居たんです? フレディもご家族も、貴方にお礼が言いたいと言っていたのですが」
天候も回復しそろそろ自分も帰ろうとしていたサブリナは、どこからか現れたルーファスに言った。
「いや、お礼を言われるべきは、助けてくれと頼んだサブリナだから。僕は君にお願いされなければ、何もする気はなかった」
「っ……はい。ありがとうございます」
(私が何も言わなければ、行方不明だったフレディに何もする気はなかったということよね……アシエード王国だって同じ事だわ。私がお願いしなければ、自分はこの国と無関係だと言っていたもの)
彼には救える能力があるから、そういう人助けをし出したらキリがないのかもしれない。
ルーファスはいつから生きて居るとも知れぬ年齢不詳な大魔法使いで、どこか退廃的で世捨て人のような空気を醸し出していた。
自らは何も望んでいないような、そんな人だと言うのに、サブリナの願いだけは叶えてくれるつもりらしい。
「サブリナ。ラディアント伯爵邸に帰るのか? 夕食を食べて帰れば良いのに」
天候も回復しそろそろ自分も帰ろうとしていたサブリナは、どこからか現れたルーファスに言った。
「いや、お礼を言われるべきは、助けてくれと頼んだサブリナだから。僕は君にお願いされなければ、何もする気はなかった」
「っ……はい。ありがとうございます」
(私が何も言わなければ、行方不明だったフレディに何もする気はなかったということよね……アシエード王国だって同じ事だわ。私がお願いしなければ、自分はこの国と無関係だと言っていたもの)
彼には救える能力があるから、そういう人助けをし出したらキリがないのかもしれない。
ルーファスはいつから生きて居るとも知れぬ年齢不詳な大魔法使いで、どこか退廃的で世捨て人のような空気を醸し出していた。
自らは何も望んでいないような、そんな人だと言うのに、サブリナの願いだけは叶えてくれるつもりらしい。
「サブリナ。ラディアント伯爵邸に帰るのか? 夕食を食べて帰れば良いのに」