リアル・アクション・アプリ
なんてことを考えながら洗濯物を畳んでいると、両手に買い物袋をさげたお母さんが帰ってきた。
「遅くなってごめんね。すぐカレー作るから」
「やった、今日はカレーだ!」
「洗濯物ありがとうね。今日学校はどうだった?」
「いつもどおりだよ。あ、でもすっごくキレイな先輩に会った!」
今朝のことを思い出してキッチンへ向かう背中に向けて言う。
「あら、そんなに美人な子がいたの?」
「美人っていうか、イケメン!」
「男の先輩?」
「うん。美穂がその先輩に一目惚れしたみたい」
お母さんは楽しそうに私の話を聞いてくれる。
ふと、スマホに届いた【R‐リアル】についても話してみようかと考えた。
「あのね、今スマホゲームでね」
そこまで言った私の言葉を遮るように「スマホのゲームはほどほどにしないとね」と、振り向かないままお母さんが言う。
私は喉まで出かかっていた【R‐リアル】という言葉を飲み込んだ。
「遅くなってごめんね。すぐカレー作るから」
「やった、今日はカレーだ!」
「洗濯物ありがとうね。今日学校はどうだった?」
「いつもどおりだよ。あ、でもすっごくキレイな先輩に会った!」
今朝のことを思い出してキッチンへ向かう背中に向けて言う。
「あら、そんなに美人な子がいたの?」
「美人っていうか、イケメン!」
「男の先輩?」
「うん。美穂がその先輩に一目惚れしたみたい」
お母さんは楽しそうに私の話を聞いてくれる。
ふと、スマホに届いた【R‐リアル】についても話してみようかと考えた。
「あのね、今スマホゲームでね」
そこまで言った私の言葉を遮るように「スマホのゲームはほどほどにしないとね」と、振り向かないままお母さんが言う。
私は喉まで出かかっていた【R‐リアル】という言葉を飲み込んだ。