リアル・アクション・アプリ
☆☆☆
「よし! 全員クリアだな」
5人のスマホにクリア通知が届いたことを確認して昇が言う。
中条先輩が美穂へ向けて「ありがとう」とお礼を言い、美穂は照れて真っ赤になっている。
そんな中、私は昇の顔を正面から見られなくなってしまった。
ミッションクリアのためとはいえ、おんぶしてもらうことになるなんて。
昇の背中の暖かさや、思ったよりも強い両腕の力を思い出して胸がドキドキしてくる。
私はどうだったかな?
重たくなかったかな?
そんな疑問が浮かんでくるけれど、もちろん質問することなんてできなかった。
「やったじゃん」
知里が横からこっそり耳打ちしてくるものだから、余計に恥ずかしくなってうつむいた。
「あ、菅原先生!」
私が照れてなにも言えなくなっている間にいつの間にか菅原先生が近くまで来ていたようで、美穂の弾んだ声が聞こえてきて顔を上げた。
みると菅原先生は眉根を寄せて苦笑いを浮かべている。
「お前たち、みんなでさっきのミッションをクリアしたのか?」
「もちろんです!」
美穂が元気に返事をする。
「よし! 全員クリアだな」
5人のスマホにクリア通知が届いたことを確認して昇が言う。
中条先輩が美穂へ向けて「ありがとう」とお礼を言い、美穂は照れて真っ赤になっている。
そんな中、私は昇の顔を正面から見られなくなってしまった。
ミッションクリアのためとはいえ、おんぶしてもらうことになるなんて。
昇の背中の暖かさや、思ったよりも強い両腕の力を思い出して胸がドキドキしてくる。
私はどうだったかな?
重たくなかったかな?
そんな疑問が浮かんでくるけれど、もちろん質問することなんてできなかった。
「やったじゃん」
知里が横からこっそり耳打ちしてくるものだから、余計に恥ずかしくなってうつむいた。
「あ、菅原先生!」
私が照れてなにも言えなくなっている間にいつの間にか菅原先生が近くまで来ていたようで、美穂の弾んだ声が聞こえてきて顔を上げた。
みると菅原先生は眉根を寄せて苦笑いを浮かべている。
「お前たち、みんなでさっきのミッションをクリアしたのか?」
「もちろんです!」
美穂が元気に返事をする。