恋しちゃってもいいですか?
誰もが認めるイケメンである彼は扇陵中学校出身,光畑優希。その名の通り優しくて輝いているまだ15歳の少年である。


「あーモテたい。」
「洸…お前またそんなこと言ってるんか。」
「伊織には俺の気持ちが分からん〜!!お前はモテてるからモテない男の気持ちなど分からないんだぁ〜!!」
と言って泣いてるふりをする。俺は洸と中学で出会ったけど出会ってから既に何百回とこのやり取りをしている。正直もう聞き飽きた。でもそれを言っちゃうと多分俺が洸にブチ切れられるから一旦我慢。

「おっは〜。」
「おー香穂おはよう。」
「2人ともおはよう。あれ?今日珍しく2人早いね。」
香穂に続き結愛もやってくる。あ〜もう今日も可愛すぎる。しかもいつも髪下ろしてるのに今日はポニテ。うん,最高です。
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