恋しちゃってもいいですか?
第4章  日常

1,身長192センチの巨神兵

現在4月末。もうすぐ4月が終わる。あーもうゴールデンウィークか。どうせ部活で休みそんなないんやろうな。

「なあ伊織。ゴールデンウィークどっか遊びに行こうや。」
「えめっちゃいいやん。俺ちょうど部活ないんよなぁ。」
「え?優希どういうこと?男バド部活ないん?」
ゴールデンウィークに部活ないってどういうことやねん。
「その時期先輩たち試合やから俺ら部活ないんよ。女子の方もそうやで。」
バド部はそんなかんじなんや。ということは結愛も部活ないってことか。

「じゃあ休みの日一緒やったら京都にでも遊びに行こうや!」
「洸お前アホか。」
「なんで?」
優希に言われて驚きを隠せてない洸。普段そんなこと言わなさそうなやつに言われたからや。

「京都なんてこの時期に行くもんちゃうで。人えげついぐらい多いから。」
「てかそもそもゴールデンウィーク自体遊びに行くもんちゃうよな。みんな外出するから人混みエグいし。」
こんなこと言いつつもやっぱり結愛とまた遊びに行きたい。でもこの時期人混みエグいよなぁ。
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