モデルなんてできません
木曜日、、

張り切ってチョコレートを作った私は、仕事帰りに京介くんの働いているスタジオの前で待ち合わせる事になった

頑張ってチョコを作った私
トリュフチョコにチョコムース、ガトーショコラ、ショコラティラミス、、五種類くらい作ってしまった
‘作りすぎたかも‘私は張り切って作りすぎたことを後悔し始める
て言うか京介くんチョコ好きじゃなかったらどうしよう??
1人考え込んで暗くなる私、、
そんな事を考えているうちに、京介くんとの待ち合わせの時間になる
‘京介くんまだかな?‘と待っていると、、

「京介待ってよ」
京介くんと若い綺麗なモデルさんみたいな女の人がスタジオから出てくる、、
女の人は京介くんを追いかけ、京介くんに後ろから抱きついた
「奈美ごめん。俺は、、」
何やら2人は親しげに話している

‘バサっ‘
私はチョコレートの入った紙袋を下に落としてしまった
その音で京介くんが私に気づいてしまう
「夏樹!?」
京介くんがこっちを見たので、私はいたたまれなくなってチョコレートを落としたままその場を立ち去ってしまった
< 44 / 121 >

この作品をシェア

pagetop