モデルなんてできません
自宅に走って帰った私は膝を落とす

「やっぱり夢は夢だったんだ、、」 
何年ぶりだろう?久しぶりに涙が出た

‘9才も年下の男の子相手に本気になってバカみたい‘
私は自分が京介くんを本気で好きになりそうになっていたことに気づく

‘こんな自分が夢なんか見ちゃいけなかったんだ‘
私は自分が恥ずかしくて情けなくて、、
その日は帰ってからずっと泣きじゃくった


................


次の日、、
私は泣き腫らした顔を洗い、バイトに行く支度をした

‘酷い顔‘
私はなるべく泣き腫らした顔を隠すために、ファンデーションを強めに塗って誤魔化した


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