神殺しのクロノスタシス7〜前編〜
side羽久
ーーーーー…一方その頃、校舎の中にいた俺とシルナは。
仲間を守りたいという一心で、シルナはイシュメル女王に従うことを決めた。
こんな酷い…残酷なことがあるか。
「そう、それで良いのじゃ。おぬしなら、正しい選択が出来ると信じておったぞ」
満足げに微笑むイシュメル女王。
何が…正しい選択だ。
こんなもの…シルナの望むことじゃないのに。
「さぁ、こちらへ来い。今からおぬしは、我がキルディリア魔王国の、」
「そこまでだ」
…えっ!?
俺もシルナも、イシュメル女王も…驚きのあまり、目を見開いた。
突然俺達の間に挟まれるように、背の高い、翼の生えた青年が現れた。
その手には、銀色の蛇腹剣を持っていた。
だ…誰?
「…!おぬし…!まさか…」
イシュメル女王、この男を知ってるのか?
この大きな翼…まるで、リューイと同じような…。
その彼は、イシュメル女王をじろりと睨んだ。
「…ケルディーサにそそのかされて、色々と企んでいたようだな」
「…やはり、おぬしがクロティルダか…」
く、クロティルダ?
これがその人の名前?
で、ケルディーサってのは何だ?
「だが、その企みに聖賢者達や…我が姫を巻き込むことは許容出来ない」
「…」
「即刻、この国から手を引け。…さもなくば」
「…さもなくば、なんじゃ?」
「ただでは済まさない」
彼は本気だった。
その声色で分かる。
そして、イシュメル女王が焦っていることも分かった。
初めてだ。イシュメル女王が狼狽えているところを見るのは。
つまり今の状況は、この人にとって想定外なのだ。
誰なのか分からないけど、イシュメル女王を脅し、この国から出て行けと言っている。
ってことは、この人は俺達の味方なのだ。
…多分。
「どうする?ここで俺と戦うか?」
「…」
イシュメル女王は、ぱちんと扇をたたみ。
そして、憎しみのこもった目で、青年を睨みつけ。
「…覚えておれ、貴様。わらわを敵に回したこと、いずれ後悔させてやる」
「好きにしろ」
次の瞬間。
イシュメル女王は、パッと姿を消した。
仲間を守りたいという一心で、シルナはイシュメル女王に従うことを決めた。
こんな酷い…残酷なことがあるか。
「そう、それで良いのじゃ。おぬしなら、正しい選択が出来ると信じておったぞ」
満足げに微笑むイシュメル女王。
何が…正しい選択だ。
こんなもの…シルナの望むことじゃないのに。
「さぁ、こちらへ来い。今からおぬしは、我がキルディリア魔王国の、」
「そこまでだ」
…えっ!?
俺もシルナも、イシュメル女王も…驚きのあまり、目を見開いた。
突然俺達の間に挟まれるように、背の高い、翼の生えた青年が現れた。
その手には、銀色の蛇腹剣を持っていた。
だ…誰?
「…!おぬし…!まさか…」
イシュメル女王、この男を知ってるのか?
この大きな翼…まるで、リューイと同じような…。
その彼は、イシュメル女王をじろりと睨んだ。
「…ケルディーサにそそのかされて、色々と企んでいたようだな」
「…やはり、おぬしがクロティルダか…」
く、クロティルダ?
これがその人の名前?
で、ケルディーサってのは何だ?
「だが、その企みに聖賢者達や…我が姫を巻き込むことは許容出来ない」
「…」
「即刻、この国から手を引け。…さもなくば」
「…さもなくば、なんじゃ?」
「ただでは済まさない」
彼は本気だった。
その声色で分かる。
そして、イシュメル女王が焦っていることも分かった。
初めてだ。イシュメル女王が狼狽えているところを見るのは。
つまり今の状況は、この人にとって想定外なのだ。
誰なのか分からないけど、イシュメル女王を脅し、この国から出て行けと言っている。
ってことは、この人は俺達の味方なのだ。
…多分。
「どうする?ここで俺と戦うか?」
「…」
イシュメル女王は、ぱちんと扇をたたみ。
そして、憎しみのこもった目で、青年を睨みつけ。
「…覚えておれ、貴様。わらわを敵に回したこと、いずれ後悔させてやる」
「好きにしろ」
次の瞬間。
イシュメル女王は、パッと姿を消した。