地味子の私が天才アイドルたちに溺愛されまくりです!?①
「二回戦目は長距離走です!!」

え!?長距離走!?

短距離走の方が勝負っぽいかなぁ?と思ったんだけどなぁ

もしかして赤野さんの得意分野ってこと!?

「それじゃあ早くやりましょう」

うわぁ相当な自信

……………よしっ勝とう

でもかてるかな?

「なな~私達もいるよ~」

そうだよ私にはさやちゃん達がいる……………

ん?さやちゃん達?

バッと振り向くとさやちゃんの隣には

天乃さんと天乃さんの弟くん!?

「な、なんで二人が!?」

「お姉さんすっごく楽しそうに運動してるから僕もやりたくなっちゃった」

にこっと弟くん特有のスマイルを浮かべている……………

こういう所は天乃さんに似てるなぁ

「ふふっなな」

「は、はいっ、?」

あ、あれ?呼び捨て?

ちゃん呼びじゃ…………

「応援してる」

へっ、?シュボボボッと顔が赤くなるのが分かる

……………ええ!?

「ふはっかわいいね」

これが世でいうカッコイイってことかぁ

「長距離走そろそろはじめますよー」

あっ!?もう始まっちゃうのか……………

みんなの期待に応えられるように頑張ろう!!

「じゃあみんな頑張ってくるね」

ルール的にはこのグラウンドを何回も回って

先にバテたりしたほうの負けというルールらしい

「では位置についてよーいどん!!」

よしっ最初はペースを上げずに後半に貯めておこうって

あれ?

赤野さん最初で飛ばしすぎじゃない!?私も赤野さんに着いて行こう!!

と思い、赤野さんの隣に立ったとき

バタッ
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