地味子の私が天才アイドルたちに溺愛されまくりです!?①

最悪なパーティーの始まり!?

「わぁっななかわいいっ」

髪はそのまま下ろして、

ドレスはシンプルなのに

かわいい模様がついている大人っぽいドレス

「あはは、さやちゃんの方がかわいいよ」

さやちゃんは首もとが見えるドレスに

髪型はハーフツインテールと

私と比べてかなりかわいいデザイン

「メガネ外したのが正解だったね」

地味子よりはいいとは思うけどどうかな?

「ほらっ早く行くよ」

少し走る感じで会場に向かう

「着いたよ」

ガチャっと扉を開けると

私達の年齢と同じくらいの人達がいっぱい居た

「あっ!な、な」

あれ、陸斗さんだ

…………かわいいかな?

「な、な?どうしたの?」

どうしたの?ってなにが?

「可愛すぎない!?」

~~~///すっごく直球過ぎない!?

ピンポンパンポーン


『こちらのパーティーにご参加の

皆様かれかのゲーム開催ですっ!!』

か、かれかのゲーム!?なにそれ?

「さやちゃん知ってる?」

ブンブンッと首をふる

「なな僕の近くにいて」

私はさやちゃんを守らなくちゃっ

「さやちゃん私と一緒に居て!!」

「え?あ、うん分かった」

パーティーでこんなおかしいゲームがあるわけないっ!!

『かれかのゲームのルール簡単です

彼女や彼氏をつくったらここから脱出出来ます』

この放送が流れてからみんなが騒ぎ始める

「健~」

健って生徒会長さんの事だよね?

「うん、あのことだよね?」

話が早くて助かるなぁ

「仮で良ければ手伝うよ」

「僕はななと付き合うから健は剣持さんとやってね」

ち、ちょっと恥ずかしいなぁ

「あ、あのすいません、私と付き合ってください!!」

目の前で告白されてる……

「あの~君俺と付き合わない?」

へっ??私かな?

「え、えっと」

陸斗さんが私の肩に手を添えて

「こいつ俺のだから」

お、俺のってどうゆうこと!?

「チッ」

舌打ちをして去っていった

『付き合われた人達は出口までどうぞ』

この場からすぐに逃げたい~

「早く行くぞ」

私の手を引いていく陸斗さん

「どうかした?」

「…………嫉妬」

へ?
< 28 / 61 >

この作品をシェア

pagetop