地味子の私が天才アイドルたちに溺愛されまくりです!?①
「なにしたんですの?」

「他の生徒を殴ったらしいぞ」

………………思い出すだけでウザいと思うな

「犬童家の威厳が傷つくだろうが!!」

この時は家が苦痛だっただろうな

「すみません…………」

「千藤家には負けたらダメなんだぞ!!」

「あ、え、あ、はい」

勝ち負けとか本当は面倒くさかったでも、

お父様には逆らえない…………今も昔も

「僕はかわいい男の子じゃなきゃいけないんだ」

その日から僕は表を出さなくなった

「お、ーいだ、じょうぶか?」

やば、干渉に浸ってる場合じゃなかった

「蓮斗大丈夫か?ぼ~っとしてるが?」

「ふふっ大丈夫だよ~」

「そうか」

アオくんはツンデレだけど素直だから以外にかわいい

「なんか変なこと考えてただろ!!」

「え~?なんのことかな~?」

「わざとらしすぎだろ!!」

「ほらアオくんみんなのとこ戻るよ」

「話をそらすな!!」

こんなにいい人達に囲まれて僕は幸せものだなそう思い笑みがでた

「な、なんだ?その笑みは…………?」

「え~?なんでもないよ~」

「はぁ!?教えろ!!」

「ツンデレさんには教えてあげませ~ん」

「はぁ!?ツンデレじゃねー!!」

とっても分かりやすい反応だな

プルルップルルッ

チッ、親父かよ

「ごめんねアオくんちょっと電話でてくる~」

ハァなにを言い出すんだか

「はいお父様」

『今すぐ許嫁を決めなさい』

………………え?な、にいって?

急すぎない………………?

でも断れないからなぁ

「はい分かりましたお父様」

『それでこそ犬童家の跡継ぎだ』

ハァ面倒くさいことになった
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