上司と始める秘密の子作り契約?!~あなたのことを好きになってもいいですか~
 愛するは……本当はどんな気持ちをいうんだろう。

 胸を包み込んでくれるこのあたたかさを、自分が人に与えたいと……そう願う気持ちは愛するで合っているのか。

 自分が愛したいのは――。


「私……子どもなんか産んでいいんでしょうか」

 欲しいだけで……望んでいいのか。

 その思いにやっと気づく。立ち止まって改めて考える。

 それでももうその迷いを無視できない。

 抑えきれないこの気持ちを言葉に乗せてしまった。こぼしたのはもう無意識だった。口から零れ落ちた、そんな感じだった。
 
 不破の手のあたたかさに、包まれる優しさに、どうしようもないほど胸が震えていた。


「私なんかが母親になんか、なれるんでしょうか」

 あかりは初めて子を望む自分に不安を覚えだしていたのだ。
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