Embrace ーエリート刑事の愛に抱かれてー

「そこまでだ!!」

桂木の叫び声が響いた。

背後から桂木と数人の警察官が小夜と彼女の元へ駆け寄り、ふたりを引き離した。

「小夜!大丈夫か?!」

小夜の肩を抱き寄せた桂木はそう叫び、小夜の手の平の傷をハンカチで巻いた。

「うん・・・」

「無茶しやがって。この馬鹿が・・・」

警察官によって、彼女の腕に銀色の手錠が掛けられた。

「荻野美緒。傷害罪及び殺人容疑で逮捕する!」


< 139 / 163 >

この作品をシェア

pagetop