Embrace ーエリート刑事の愛に抱かれてー
あの事件が解決し、桂木は小夜をそのまま自宅マンションへ迎え入れた。
もう二度と小夜を手放したくない・・・
その想いを事件後一層強めた桂木は、いつも目の届くところへ小夜を置いておきたかった。
小夜もその想いに答えるように、桂木に寄り添ってくれた。
「今日は大切な送別会があるんでしょ?お洒落して行かなきゃね。」
「別にいいさ。いつもの面子だし。」
「駄目よ。お祝いの席なんだから、主役はカッコ良くなきゃ。」
「じゃあ、小夜が服を選んでくれ。」
「わかった。じゃあシャツは白で、ネクタイは渋い焦げ茶のペイズリー柄で・・・」