true or false~銀縁眼鏡を外した敏腕弁護士は、清純秘書に惑溺する
代表の優聖さんは、相変わらず忙しいけど、今日だけは携帯の電源をOFFにしていた。
「結婚してから10年。月日はあっという間だったね」
「そうですね。色々とありましたが、幸せな日々でした」
「ようやく、この時が来たよ」
目の前には、1本のワインと2つのグラス・・・
「もしかして・・・結婚した頃、喫茶店で私が嫉妬した時に、言ってたワインの話って・・・」
「これは、タダのワインじゃない。俺達が結婚した年に、作られたワインなんだ」
「10年前に・・・」
「このワインはね、フランスの有名な貴腐ワインで、その中でも特別ランクの最高峰のワインなんだ。以前、行っていたワインバーのオーナーはとても交友が広くて、俺の話をしたら協力してくれたんだ。結婚した年は、気候の条件が良く、より評価が高いんだよ」
「好きなワインを飲まなかったのは、この日のために・・・」
「そうだよ。このワインを買った時、決めたんだ。でも、ワインを飲みたいとは思わなかった。心海と付き合って、そして夫婦になって、子供達と一緒にいたら、楽しくて」
嬉しそうにワインの栓を抜いた。
「甘口でね。俺達2人が歩んできた時間と同じ分、熟成されている。感慨深いよ」
「飲むのが勿体ないですね」
「心海も口につけるだけでも、飲んでみる?」
「はい、是非」
ワイングラスに注がれる琥珀色したワインは、上品に輝く。
「結婚してから10年。月日はあっという間だったね」
「そうですね。色々とありましたが、幸せな日々でした」
「ようやく、この時が来たよ」
目の前には、1本のワインと2つのグラス・・・
「もしかして・・・結婚した頃、喫茶店で私が嫉妬した時に、言ってたワインの話って・・・」
「これは、タダのワインじゃない。俺達が結婚した年に、作られたワインなんだ」
「10年前に・・・」
「このワインはね、フランスの有名な貴腐ワインで、その中でも特別ランクの最高峰のワインなんだ。以前、行っていたワインバーのオーナーはとても交友が広くて、俺の話をしたら協力してくれたんだ。結婚した年は、気候の条件が良く、より評価が高いんだよ」
「好きなワインを飲まなかったのは、この日のために・・・」
「そうだよ。このワインを買った時、決めたんだ。でも、ワインを飲みたいとは思わなかった。心海と付き合って、そして夫婦になって、子供達と一緒にいたら、楽しくて」
嬉しそうにワインの栓を抜いた。
「甘口でね。俺達2人が歩んできた時間と同じ分、熟成されている。感慨深いよ」
「飲むのが勿体ないですね」
「心海も口につけるだけでも、飲んでみる?」
「はい、是非」
ワイングラスに注がれる琥珀色したワインは、上品に輝く。