true or false~銀縁眼鏡を外した敏腕弁護士は、清純秘書に惑溺する
事務所内は、明るい日差しが入り、観葉植物が白を基調とした部屋に映え、整然とファイルが並んだ本棚は、仕事の質を感じる。
分厚い本も沢山・・・
勉強が大好きな私にとっては、とてもワクワクする空間・・・心地良い・・・
「では、所長室にご案内します。どうぞこちらへ」
勝川所長からは、代表は30代前半って聞いてたけど・・・
深呼吸して、加東さんの後ろに立った。
「片桐さん、深澤さんがいらっしゃいました」
「ありがとう、加東君。ようこそ、我が事務所へ、深澤さん」
「今日は宜しく・・・マ、マスター?!」
「一応、ここでは代表兼所長ですけどね?」
「えっと・・・どうして・・・どういうこと・・・えっ?ここは・・・えっ?」
私がテンパっていると、マスター、もとい、片桐所長がクスッと笑った。
「ゆっくりと説明しますよ。さぁ、座って」
光沢と深みのあるチャコールグレーに、同色のストライプの高級感あるスーツを身に纏い、ネイビーブルーのネクタイは、品格を表している。
スラッと背が高く均整取れた体が、より強調されて・・・
そして、髪は無造作ヘアではなく、後ろに流れるようにまとめて、隠れていた額も見え、整った顔立ちが露わになっている。
推しマスターの本当の姿に見惚れ、呆然と立ち尽くしていた。
「ん?どうかしたの?」
「あっ、失礼しました・・・心聖のマスターだと思っていたので・・・」
「あぁ・・・実はね」
その時、ノックが聞こえたあと、ドアが開いた。
「おはよう、優聖君」
「おはようございます、こまさん。こちらが深澤さんです」
「初めまして・・・じゃないけど、覚えているかなぁ?」
分厚い本も沢山・・・
勉強が大好きな私にとっては、とてもワクワクする空間・・・心地良い・・・
「では、所長室にご案内します。どうぞこちらへ」
勝川所長からは、代表は30代前半って聞いてたけど・・・
深呼吸して、加東さんの後ろに立った。
「片桐さん、深澤さんがいらっしゃいました」
「ありがとう、加東君。ようこそ、我が事務所へ、深澤さん」
「今日は宜しく・・・マ、マスター?!」
「一応、ここでは代表兼所長ですけどね?」
「えっと・・・どうして・・・どういうこと・・・えっ?ここは・・・えっ?」
私がテンパっていると、マスター、もとい、片桐所長がクスッと笑った。
「ゆっくりと説明しますよ。さぁ、座って」
光沢と深みのあるチャコールグレーに、同色のストライプの高級感あるスーツを身に纏い、ネイビーブルーのネクタイは、品格を表している。
スラッと背が高く均整取れた体が、より強調されて・・・
そして、髪は無造作ヘアではなく、後ろに流れるようにまとめて、隠れていた額も見え、整った顔立ちが露わになっている。
推しマスターの本当の姿に見惚れ、呆然と立ち尽くしていた。
「ん?どうかしたの?」
「あっ、失礼しました・・・心聖のマスターだと思っていたので・・・」
「あぁ・・・実はね」
その時、ノックが聞こえたあと、ドアが開いた。
「おはよう、優聖君」
「おはようございます、こまさん。こちらが深澤さんです」
「初めまして・・・じゃないけど、覚えているかなぁ?」