true or false~銀縁眼鏡を外した敏腕弁護士は、清純秘書に惑溺する
翌日の朝、早速、冴子さんが事務所にやって来た。
「冴子さん、今、片桐さんは居ませんよ?」
「いいのよ、深澤さんに会いに来たから」
「私・・・ですか?」
昨日の電話・・・私のせいだと、怒鳴りに来たんだ・・・
「イジワルしてごめんなさいね。優聖の気持ちはよく分かったわ。彼、仕事がしづらくなるから、同じ事務所の仲間とは恋愛しないって言ってたの。辞めると聞いた時、チャンスだって思って・・・」
今までの強気の態度から一変する冴子さん。
あの決まり・・・ようやく分かった。
「あんな風に穏やかな優聖を見るの、初めてだったから、嫉妬して・・・恋人なら仕方無いわね。キッパリ言われたら、諦めるしかないわよ」
片桐さんを好きなのは、私と同じ・・・
騙していることに、胸が痛むけど、本当のことは言えないし・・・
「今まで女性の話なんてしなかったのよ。まぁ、何処に行っても、女性が寄ってくるから、不自由は無かったでしょうけど。何人があの人に溺れたのかしらね」
そうだよね・・・
うんうんと頷いてると、
「そこは、恋人として嫉妬しなさいよ」
冴子さんは、怪訝な顔をしたあと、呆れていた。
「勿論、嫉妬してます・・・」
「嫉妬ついでに話すけどさ・・・私が入所したころ、飲み会で誰かと話しているのを聞いてたんだけど・・・優聖、高校の時に告白した相手にフラれたんだって。確か、生徒会をしていた時の先輩だったとか」
「片桐さんがフラれる?」
「信じられないよね。それも、フラれた理由は、告白前に、先にお兄さんと付き合ったらしいの。そのお兄さんも、結局は別れたみたいだけど」
「それで・・・その後は」
「それ以上は話さなかったから・・・でも、未練ありそうだったなぁ・・・遠くを見て、どうしてるかなぁって言ってたから。あっ、昔の話だから、気にしなくていいわよ」
「冴子さん、今、片桐さんは居ませんよ?」
「いいのよ、深澤さんに会いに来たから」
「私・・・ですか?」
昨日の電話・・・私のせいだと、怒鳴りに来たんだ・・・
「イジワルしてごめんなさいね。優聖の気持ちはよく分かったわ。彼、仕事がしづらくなるから、同じ事務所の仲間とは恋愛しないって言ってたの。辞めると聞いた時、チャンスだって思って・・・」
今までの強気の態度から一変する冴子さん。
あの決まり・・・ようやく分かった。
「あんな風に穏やかな優聖を見るの、初めてだったから、嫉妬して・・・恋人なら仕方無いわね。キッパリ言われたら、諦めるしかないわよ」
片桐さんを好きなのは、私と同じ・・・
騙していることに、胸が痛むけど、本当のことは言えないし・・・
「今まで女性の話なんてしなかったのよ。まぁ、何処に行っても、女性が寄ってくるから、不自由は無かったでしょうけど。何人があの人に溺れたのかしらね」
そうだよね・・・
うんうんと頷いてると、
「そこは、恋人として嫉妬しなさいよ」
冴子さんは、怪訝な顔をしたあと、呆れていた。
「勿論、嫉妬してます・・・」
「嫉妬ついでに話すけどさ・・・私が入所したころ、飲み会で誰かと話しているのを聞いてたんだけど・・・優聖、高校の時に告白した相手にフラれたんだって。確か、生徒会をしていた時の先輩だったとか」
「片桐さんがフラれる?」
「信じられないよね。それも、フラれた理由は、告白前に、先にお兄さんと付き合ったらしいの。そのお兄さんも、結局は別れたみたいだけど」
「それで・・・その後は」
「それ以上は話さなかったから・・・でも、未練ありそうだったなぁ・・・遠くを見て、どうしてるかなぁって言ってたから。あっ、昔の話だから、気にしなくていいわよ」