true or false~銀縁眼鏡を外した敏腕弁護士は、清純秘書に惑溺する
ガッカリしながら諦めて目を瞑った時、『チュッ』と音を立てて、キスされた。
「起きてるよ。心海からキスしてくれるのを待ってたのに、どうして諦めたんだ?」
片桐さんの顔を見ると、薄く目を開けて見つめている。
「あっ、これは・・・その」
「今、スイッチを入れようとしたんだよね?」
「えっ?ちが・・・」
背中を抱き寄せた手が、服に滑り込み、下着のホックが外された。
「明日の遅刻は、所長の俺が許すよ」
色気溢れる声が、ゾクゾクっと体の芯をくすぐる。
落とされたキスだけで、頭が真っ白なのに、体を這う手と唇で溶かされる。
「んぅ・・・んんっ・・・」
初めてなのに・・・無意識に声が出ちゃう・・・
恥ずかしくて、手の甲で口を抑えていると、掴み取られた。
「可愛い心海を、啼かせようとしているんだ。我慢しなくていい」
甘い声に目を開けると、熱を帯びた視線と絡み合う。
「だって・・・片桐さん」
「違うだろ?心海」
「優聖・・・さん」
「俺がどれだけ心海を好きか、心海がどれだけ俺を好きか、証明するよ」
ゆっくりと繋がっていく幸せが、痛みを和らげる。
私を気遣いながら、時間をかけて体を重ね、時々「心海・・・」と呼ばれると、本当の恋人同士なんだと実感する。
ずっと、こんな日が続いて欲しい・・・
偽りの恋人から真実の恋人へ・・・
大好きな優聖さんに、恋人の証を体に刻まれ、初めて味わう悦びは、幸福感で満ちあふれた。
「起きてるよ。心海からキスしてくれるのを待ってたのに、どうして諦めたんだ?」
片桐さんの顔を見ると、薄く目を開けて見つめている。
「あっ、これは・・・その」
「今、スイッチを入れようとしたんだよね?」
「えっ?ちが・・・」
背中を抱き寄せた手が、服に滑り込み、下着のホックが外された。
「明日の遅刻は、所長の俺が許すよ」
色気溢れる声が、ゾクゾクっと体の芯をくすぐる。
落とされたキスだけで、頭が真っ白なのに、体を這う手と唇で溶かされる。
「んぅ・・・んんっ・・・」
初めてなのに・・・無意識に声が出ちゃう・・・
恥ずかしくて、手の甲で口を抑えていると、掴み取られた。
「可愛い心海を、啼かせようとしているんだ。我慢しなくていい」
甘い声に目を開けると、熱を帯びた視線と絡み合う。
「だって・・・片桐さん」
「違うだろ?心海」
「優聖・・・さん」
「俺がどれだけ心海を好きか、心海がどれだけ俺を好きか、証明するよ」
ゆっくりと繋がっていく幸せが、痛みを和らげる。
私を気遣いながら、時間をかけて体を重ね、時々「心海・・・」と呼ばれると、本当の恋人同士なんだと実感する。
ずっと、こんな日が続いて欲しい・・・
偽りの恋人から真実の恋人へ・・・
大好きな優聖さんに、恋人の証を体に刻まれ、初めて味わう悦びは、幸福感で満ちあふれた。