true or false~銀縁眼鏡を外した敏腕弁護士は、清純秘書に惑溺する
いつもの所長として風格ある片桐さんだけど、色気漂う眼差しと口元は、今までと違う。
それは、きっと・・・体に刻まれた記憶のせい・・・
「そんなにジッと見つめられると、抑えている感情がセーブ出来なくなるだろ?」
「そんなつもりは・・・」
「これから週末は、仕事が終わったら、泊まる用意をして待ってて。仕事の帰りに迎えに行くから」
「えっ?」
「ん?俺の部屋に泊まるだろ?」
「は、はい」
「詳細は、また後で知らせるから」
その週は、金曜日の夜から優聖さんの家に泊まって、買い物に行ったり、料理を作ったり、恋人同士として過ごした。
日曜日の夜、ホームウェアを脱いで普段着に着替えていると、急に部屋に入って来て、
「どうせ明日一緒の目的先に行くんだ。帰る必要ないよね」
背中から抱きしめられて、顎に手がかかると唇を奪う。
「もう、この広い部屋に1人で過ごすのは寂しすぎる」
「キャッ!」
お姫様抱っこをされて、ベッドに連れて行かれた。
「今日も泊まる?心海」
「でも・・・」
上着を脱ぎ捨て、今でも唇が触れそうな距離で、
「拒否・・・する?無理は言わないよ」
熱を帯びる目で見つめられながら囁かれる状況に、愛を刻み込まれている私が、拒否出来る訳もなく・・・
それは、きっと・・・体に刻まれた記憶のせい・・・
「そんなにジッと見つめられると、抑えている感情がセーブ出来なくなるだろ?」
「そんなつもりは・・・」
「これから週末は、仕事が終わったら、泊まる用意をして待ってて。仕事の帰りに迎えに行くから」
「えっ?」
「ん?俺の部屋に泊まるだろ?」
「は、はい」
「詳細は、また後で知らせるから」
その週は、金曜日の夜から優聖さんの家に泊まって、買い物に行ったり、料理を作ったり、恋人同士として過ごした。
日曜日の夜、ホームウェアを脱いで普段着に着替えていると、急に部屋に入って来て、
「どうせ明日一緒の目的先に行くんだ。帰る必要ないよね」
背中から抱きしめられて、顎に手がかかると唇を奪う。
「もう、この広い部屋に1人で過ごすのは寂しすぎる」
「キャッ!」
お姫様抱っこをされて、ベッドに連れて行かれた。
「今日も泊まる?心海」
「でも・・・」
上着を脱ぎ捨て、今でも唇が触れそうな距離で、
「拒否・・・する?無理は言わないよ」
熱を帯びる目で見つめられながら囁かれる状況に、愛を刻み込まれている私が、拒否出来る訳もなく・・・