true or false~銀縁眼鏡を外した敏腕弁護士は、清純秘書に惑溺する
佳孝さんは、頷いて話し出した。
「実は、受注工事で仕様変更を受けたんです。最初の見積もりより、超過した分を請求したら、支払わないと言い出したんです」
「そのお約束でしたか?」
「先方の言い分は、今回の仕様変更は、想定内の変更だった。費用を試算しても、当初の見積もり金額で出来る。そう説明したはずだし、出来なかったのは、うちのせいだって言うんです」
「その事実は?」
「そんなことはもちろん聞いていません。納期厳守だと言われ、父は職人さんが休みを取れるように、ずっと休まず作業をして・・・心労と過労で入院した挙げ句、支払いまで・・・」
これは・・・何とかしないと。
「私達は、全ての経費と人件費も合わせて、300万損失です。私達の采配ミスと、職人の力量が無いからだって言い張って、お金がもらえない。次の仕事が控えてるのに、どうすればいいのか・・・」
「どこの会社ですか?」
「ミドリツキ株式会社です」
その名前・・・忘れることは無い。
こまさんが負けた裁判。
そして、この件は片桐総合建設会社が関連している。
二次請けの会社で、心海のお父さんの会社が孫請けか・・・
「実は、受注工事で仕様変更を受けたんです。最初の見積もりより、超過した分を請求したら、支払わないと言い出したんです」
「そのお約束でしたか?」
「先方の言い分は、今回の仕様変更は、想定内の変更だった。費用を試算しても、当初の見積もり金額で出来る。そう説明したはずだし、出来なかったのは、うちのせいだって言うんです」
「その事実は?」
「そんなことはもちろん聞いていません。納期厳守だと言われ、父は職人さんが休みを取れるように、ずっと休まず作業をして・・・心労と過労で入院した挙げ句、支払いまで・・・」
これは・・・何とかしないと。
「私達は、全ての経費と人件費も合わせて、300万損失です。私達の采配ミスと、職人の力量が無いからだって言い張って、お金がもらえない。次の仕事が控えてるのに、どうすればいいのか・・・」
「どこの会社ですか?」
「ミドリツキ株式会社です」
その名前・・・忘れることは無い。
こまさんが負けた裁判。
そして、この件は片桐総合建設会社が関連している。
二次請けの会社で、心海のお父さんの会社が孫請けか・・・