true or false~銀縁眼鏡を外した敏腕弁護士は、清純秘書に惑溺する
しばらくタオルで冷やしていると、優聖さんの瞼がゆっくり開いた。
「心海・・・ここは・・・そうか、俺、倒れてしまったのか・・・」
「優聖さん、大丈夫ですか?」
「すまない。着替えまで・・・」
「お兄ちゃんの服ですみません。サイズが合って良かったです」
「後でお詫びしないと・・・」
潤む目で私をじっと見つめ、
「心海・・・」
頬を触ろうとして伸ばした手が止まった。
「ごめん・・・触れられたくないね」
私はその手を取り、頬に当てた。
「触れて欲しい・・・ずっと、この温もりが忘れられなくて・・・」
少し驚いた後、揺れる瞳に見つめられ、涙が溢れた。
頬に伝う涙を、大きな手で拭うと、
「心海・・・お兄さんに会わせてくれないか?話がしたい」
ゆっくりと起き上がり、まだフラつく優聖さんを支えた。
「呼んできますね」
「ありがとう」
見つめ合う2人は、どちらからともなく、自然と唇を重ね、抱きしめ合う。
「待ってて・・・ください」
「頼むね」
もう少し、この温もりに浸りたいけど、お兄ちゃんを呼びに行き、部屋に戻った。
「佳孝さん。ご迷惑をお掛けしました。どうしても、心海に会いたくて」
「謝るのは私の方です。父の代わりに会社も心海も、俺が守らないと・・・その思いで焦るばかりで、酷い態度を取って、すみませんでした」
「勝手なことをしたと思いますが、父と話をしました。相手先は、『ミドリツキ』で緑都木社長ですね?」
「はい、そうです」
「その会社は、私にとっても、因縁がある会社なんです。その件もあって、私に任せてもらえませんか?父達のメンツも守りたい」
「お願いしたい気持ちはありますが・・・今、弁護費用を払う余裕はありません」
「大丈夫です。その分は、心海に払ってもらいます」
「えっ?わ、私・・・そんなお金ありません・・・」
「心海には、私の傍にいてもらいます。妻として公私共に。宜しいでしょうか?」
「心海・・・ここは・・・そうか、俺、倒れてしまったのか・・・」
「優聖さん、大丈夫ですか?」
「すまない。着替えまで・・・」
「お兄ちゃんの服ですみません。サイズが合って良かったです」
「後でお詫びしないと・・・」
潤む目で私をじっと見つめ、
「心海・・・」
頬を触ろうとして伸ばした手が止まった。
「ごめん・・・触れられたくないね」
私はその手を取り、頬に当てた。
「触れて欲しい・・・ずっと、この温もりが忘れられなくて・・・」
少し驚いた後、揺れる瞳に見つめられ、涙が溢れた。
頬に伝う涙を、大きな手で拭うと、
「心海・・・お兄さんに会わせてくれないか?話がしたい」
ゆっくりと起き上がり、まだフラつく優聖さんを支えた。
「呼んできますね」
「ありがとう」
見つめ合う2人は、どちらからともなく、自然と唇を重ね、抱きしめ合う。
「待ってて・・・ください」
「頼むね」
もう少し、この温もりに浸りたいけど、お兄ちゃんを呼びに行き、部屋に戻った。
「佳孝さん。ご迷惑をお掛けしました。どうしても、心海に会いたくて」
「謝るのは私の方です。父の代わりに会社も心海も、俺が守らないと・・・その思いで焦るばかりで、酷い態度を取って、すみませんでした」
「勝手なことをしたと思いますが、父と話をしました。相手先は、『ミドリツキ』で緑都木社長ですね?」
「はい、そうです」
「その会社は、私にとっても、因縁がある会社なんです。その件もあって、私に任せてもらえませんか?父達のメンツも守りたい」
「お願いしたい気持ちはありますが・・・今、弁護費用を払う余裕はありません」
「大丈夫です。その分は、心海に払ってもらいます」
「えっ?わ、私・・・そんなお金ありません・・・」
「心海には、私の傍にいてもらいます。妻として公私共に。宜しいでしょうか?」